目次
第1章 NIH赴任に際して
1)着任手続
2)その他必要な手続
3)NIHへの通勤

第2章 住居
1)住居
2)家具
3)電話

第3章 車
1)Maryland州運転免許証の取得
2)車の購入と諸手続
3)車の整備・修理サービス
4)公共交通機関

第4章 銀行
1)銀行の選択
2)口座の開設
3)クレジットカード
4)為替
5)送金

第5章 医療
1)医療保険
2)医院・病院
3)薬
4)出産
第6章 教育
1)子供の教育
2)成人教育
3)音楽教育

第7章 税金
1)一般消費税
2)所得税
3)所得税確定申告

第8章 アメリカでの暮らし
1)生活一般
2)国籍・旅券
3)買物
4)その他

第9章 帰国に際して
1)NIHでの手続
2)暮らし一般での手続
第4章 銀行

3) クレジットカード
A) 概要

アメリカではクレジットカードは一種の信用証書およびIDとして機能しているので、アメリカ生活を円滑にかつ快適に送るためにクレジットカードの取得を強く勧める。一部の商店や、ホテル、レストラン、自動車修理工場等では小切手での支払い時にIDとしてクレジットカードの提示を求められることもある。音楽会などの切符の購入、ホテル、モーテル、レンタカーの予約等を電話1本で済ませることができると共に、保証金(deposit)代りとしても使用できる。

B) クレジットカードの取得
通常銀行を通じて発行されるVISA、Master Card、American Express、Discoverは広範囲に利用できる。特にVISAはほぼあらゆる場合に使用可能である。渡米後すぐにクレジットカードを使用できるよう上記カードの国際カードを日本で取得してくることを勧める。年会費は高めであるが海外生活者のためのさまざまな特典(引っ越し費用の割引、日本で所持していた車の処分、自動車保険など)のついたJALカード(VISA)などを取得するのも1つの方法である。
  • JALカード:
    〒103 東京都中央区日本橋本町1-6-5 塚本商事ビル6F
    電話(03)3279-2131
日本で取得したカードの支払いは後述のように日本の口座からの自動引落としで行われるため、アメリカで得た収入から支払いを行いたい場合にはアメリカで発行されたカードを取得する方がよい。渡米後しばらくの間は、アメリカの銀行との取り引き実績が少ないためアメリカの銀行を通じてのカード取得はかなり難しいようである。しかし日本でのクレジットカードの実績(Credit History )、信販会社名、年数等一筆添えて申請すると取得しやすい場合もある。
以下にアメリカ発行のカードを取得する方法を挙げる。
    (1) American Expressは日本発行のカードを約2週間でアメリカ発行のカードに切り替えることができる。

    • アメリカンエキスプレスインターナショナル:
      フリーダイヤル0120-020-222
      〒167-01東京都杉並区荻窪4-30-16 電話(03)3220-6100

    (2) NIH連邦信用組合の発行するVISAは短期間で容易に入手できる。

    (3) クレスター銀行の発行するカードを取得したい場合、申込書(application form)を提出 しても却下されることが多いが、NIH内支店の支店長に直接申し込むことによりすぐに入手できたというケースもある。

    (4) 滞米期間が2年を越えるとクレジットカードの取得は簡単になるようである。その他、デパート、ガソリンスタンド、レンタカーなど特定の店だけで使用できるクレジットカードもある。
C) 支払い
日本で発行されたカードを使用した場合、日本の口座から自動的に引き落され後日明細書が送られてくる。住所はアメリカに変更しておかないと明細や残高がわからなくなる。アメリカで発行されたカードを使用した場合は1ヶ月間の使用分について請求書が郵送されてくるので小切手で支払う。銀行口座からの自動引き落としも可能である。いずれにせよカードによる支払いの領収書は保管しておき明細書と照らし合わせて点検する必要がある。