![]() 目次 第1章 NIH赴任に際して 1)着任手続 2)その他必要な手続 3)NIHへの通勤 第2章 住居 1)住居 2)家具 3)電話 第3章 車 1)Maryland州運転免許証の取得 2)車の購入と諸手続 3)車の整備・修理サービス 4)公共交通機関 第4章 銀行 1)銀行の選択 2)口座の開設 3)クレジットカード 4)為替 5)送金 第5章 医療 1)医療保険 2)医院・病院 3)薬 4)出産 第6章 教育 1)子供の教育 2)成人教育 3)音楽教育 第7章 税金 1)一般消費税 2)所得税 3)所得税確定申告 第8章 アメリカでの暮らし 1)生活一般 2)国籍・旅券 3)買物 4)その他 第9章 帰国に際して 1)NIHでの手続 2)暮らし一般での手続 |
1) 生活一般 A) 治安 NIH周辺のMontgomery Countyは比較的安全な地域とされているが、日本と異なりアメリカは州により銃が合法的に所有できる国なので、常に安全に生活することを第一に考えて暮らすことを強く勧める。毎日のように殺人事件や子供の誘拐のニュースが報道され、近年では"Car Jack"と言われる車の強奪/殺人事件が多発し、車の中に入れば安全という観念は決してない。
玄関や窓の鍵を掛け、自宅にいる時にはチェーンも掛けておくことを 習慣づけたい。ドアを開ける前には必ず相手を確認し、不審に思われた時には ドアを開けない方がよい。また、日本と違って11才以下の子供に ベビーシッターなしで留守番をさせることは法律で禁じられており、小さな子供を一人で留守番させていると、通報、保護されることもある。メリーランド州では以下のように保護者の管理義務が定められている。 8歳以下:管理者なしに一人にしておかない。 8〜12歳未満:短時間ならば一人にしておけるが緊急時の連絡先の配慮を要する。 12〜18歳未満:精神面、健康面で問題がなければ管理者なしで深夜0時までおける。 (2) 車 駐車場に車を停める時、人通りの多い所、照明の明るい場所を選び、乗降の際には、不審な人がいないことを確認する。必ずドアは全部鍵を掛けて、車の中にハンドバッグやカメラなどの貴重品を絶対に置いていかない。また、短時間で済む用事でも、車中に子供を残してはならない。 毎年異なるが、一般的にMaryland州では春秋の期間が短く四季の移り変りが激しい。3月末頃から春を迎え、5月末にはすでに日中の日差しが強くなり、夏の到来が感じられる。日本の様な梅雨はなく6月ごろから本格的な夏となり、蒸し暑い毎日が続く。夕方に"thunderstorm"と呼ばれる激しい雷雨が短時間あり、道路のコンディションも悪くなり、街路樹が倒れてきたりするので、その間の運転はできるだけ避けたい。また、落雷による停電に備えてろうそくを用意しておく。 夏時間の終りに近づくにつれて、紅葉が始まり、そして冬を迎える。Maryland州は緯度が東北地方に位置するだけあり、冬の寒さは厳しい。1、2月には気温が氷点下に下がり道路が凍結することがあるので、特に運転には注意が必要である。積雪のため年1〜2回学校や官庁が休みになることもある。 多くの家屋では1年を通して冷暖房完備なので快適に過ごせる。ただ冬は非常に乾燥するので加湿器を備えるとよい。 アメリカでは、日照時間を有効に使うため夏時間(Daylight Saving Time)を採用しており、4月の第1日曜日に時計を1時間進ませ、10月の最終日曜日に1時間遅らせる。日本との時差は夏13時間、冬14時間となる。 C) 衣生活 一般的にアメリカの住居は冷暖房が行き届いているので室内での衣生活は季節に応じたものでよい。ただし、アパートの部屋が北側に面していたり、一軒家や光熱費が家賃に含まれていない場合は節約のため厚着をすることもある。また冬には外出の際厚手のジャケットやコート、手袋等の防寒着が必要となり、雪のためブーツもあるとよい。これらの防寒着はアメリカで調達できる。
子供服は、日本と同様に品質、素材、価格において多種多様であり、大抵の物は入手できる。靴については乳幼児からひも靴が主流であるが、ベルクロタイプ(マジックテープ)の靴も手に入る。ただし、日本人の子供の体型にあわないこともあるので、日本から一部持参してもよい。紙オムツは、日本に比べてやや値段が安いことやアパートでの共同洗濯室利用が不便という点などから、利用されることが多い。学齢児童の場合は浴衣や着物など持参し学校の行事(日本紹介)で着ると喜ばれる。 (2) 大人の衣類 日本の衣生活とあまり変化はないと考えてよい。NIH関係では他のアメリカ紹介の本に見られるような派手な交際は少ないが、女性はフォーマルなワンピースなど数着、男性は最低限夏、冬の背広を1着ずつは必要であろう。職種、学会や公的会合への参加の頻度により各自必要に応じて用意する。 学校の行事やパーティー等で和服を着る機会もあるので、和服を好む人は持参するとよい(絹糸や針も持ってくると便利)。衣類のクリーニングは時々トラブルもあるため、高度な技術を要するもの(アンゴラ製品等)はこの点を考慮にいれた上持参する。
日本の運転免許証、国際運転免許証、戸籍抄本または謄本(運転免許取得のため)、クレジットカード、母子手帳、常備薬(および抗生物質)、体温計(摂氏表示のもの)、無事故証明(最近は考慮してくれない保険会社が多い)、英文の銀行残高証明(賃貸契約の際提示を求められることがある)、在学証明書(英訳) (2) アメリカでは入手しにくいもの/あると便利なもの 和食器、調理器具、生理用下着、印鑑、スリッパ、洗濯物干し、便座カバー(O型)、アメリカ観光案内書、料理の本、国語辞典、和英 / 英和辞典、日本の装飾品等 |